先月はかねてより計画していた香川県に、うどんの旅へと出掛けました。実のところ元々大したうどん好きではない僕は、今回の旅はうどんを食する喜びより、旅を愉しむ事が目的なのでしたが。。
朝早くの出発で、9時過ぎには香川県に到着した腹ぺこ一行は、早速お目当ての一件目へ。旅の前からうどん好きの奥さんと娘が練り上げてた、[嫁と娘が行きたいお店全集その一]を頼りに、釜玉うどん発祥の製麺所で有名な[山越うどん]さんへ。香川県のうどん屋さんは、[一般店]、[製麺所]、[セルフ]と3つの形態に分かれいるらしく、僕らがお邪魔した山越さんはその中で製麺所にあたるお店です。なんと、土・日には2000人ものうどんフリークのお客さんが訪れる、まさにうどん界の大御所的なお店です!店内の雰囲気は個人的にとっても好きな感じで、細長く続く長屋的な、情緒的な小屋的な、繊細さと荒々しさと(上手く表現しきれてないですが。。)
長蛇の列に並びながら飛び交う店員のおばちゃんの慣れた声、「ハイ釜玉ねー!!」もはや釜玉うどんの雨嵐!!流石の釜玉発祥のお店なのが納得です。ちょっとした座り込み場に腰掛け、はてさて肝心な釜玉うどんのお味はと。。ズッ、ズズズーッ!!「んーっ。。うわっっ!!う、旨いっ!!」うどん好きではない僕が好きな食べ物はうどんですよ!っと、うどんの虜になるほどの驚愕の味わいでした!ねっとりとうどんに絡みつく卵が、食べると濃厚なのですがとぅるとぅるっとした喉ごしで、独自のだしが釜玉全体の中心にバシッと奥深い味わいなのになぜか前にでしゃばり過ぎず、うどん事態のコシなんかまさに丁度良いのです。更に驚いたのは完食後の口の中が先ほどのねっとりとは真逆のすっきり爽やかなのです。(旨いっ!旨いよ!山岡君!!※美味しんぼより)(まさにうどんの宝石箱やー!某食レポさん)
一件目の香川のうどんに初っぱな直球ど真ん中の超ストライク、正々堂々のストレートパンチを鼻頭に、いやっ、喉元に喰らい受けました! とてもとても美味しゅう御座いました♪
満足な心とわがままな下っ腹をお供に引き連れ、次のうどん屋へと向かう食いしん坊一行なのでした。。